そうです、イマイチなのです。
我が家ではまだまだ全然ゼブラのサイズアップに繋がる飼育法が掴めていません。
マットは全ての個体が羽化しましたが全部小さいです。
菌床でVIP飼育している個体も数頭居ますが想いとは裏腹に大きくなっていないようです、
こちらはまだ幼虫。
マット組は全て小さなカップで羽化させたものばかりなので
見応えはありませんが、好きな虫ですので無理矢理お披露目…

【46mm】
前回羽化の時に撮影した個体です。
5cmすら達しなかったのはやはり250ccカップだったからでしょう…
いや、250ccで46mmはよく大きくなった方か?
現在羽化した♂は2頭だけですが、
こちらが最大個体です。
そして、

【26.5mm】
これ……♂です
![[たらーっ(汗)]](https://blog.seesaa.jp/images_e/163.gif)
♀だと思ってマットが乾燥した状態の90ccカップで羽化させてしまった個体です。
「一頭変なのが居るなぁ?」と思って軽く驚いたのですが、
たぶんこれゼブラノコギリでは最小級かも知れませんね(笑)
28~29mmくらいまでは見聞きした事はあったのですが…

♀はこの画像のものだけではなく多数が羽化しているのですが、
と云うか今回♀がちょっと多いんですよ。
最後にスリーショット。

左から、♂46mm・♂26.5mm・♀25mmです。
見るとお気付きになったかもしれませんが、
2体の♂の、前胸背板の模様が異なっています。
ミニ♂のはどちらかと云うと♀のそれに非常に近いです。
大小の差がここにも表れるんですね。
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カタンドゥアネス島のゼブラはルソン本島産以上に入荷数が少ないのですが、
調べて観ると、カタンドゥアネスからよくテイオウヒラタが得られる
メジャー産地『サミット山』の奥に進むと『シワン山』があり、
ゼブラノコギリはサミット山では採ることは出来ず
シワン山からでなければ得られないとのこと。
しかも、シワン山自体サミット山からの距離が結構離れていて
山に入る事自体大変なようで、クワガタを集める際にも
普段こちらまではわざわざ踏み入らないらしいです。
さらにシワン山は人の手が入っていない原生林地帯。
原生林だとクワガタを採集するのに効率が悪い環境で
そのせいもあってシワン山ラベルはテイオウヒラタすら今はほとんど流通していません。
現地で原生林のクワガタは数が採れない代わりにサイズはかなりデカいらしいので、
本産地のゼブラも「ルソン島よりサイズに期待できる」と云うふれこみで
売られていたのもこれによるものだったかも知れません。
現地の情報をこうして知ってしまうと、
益々大事に累代していきたくなってきますね。
この記事へのコメント
Re:myon
なかなかカッコイイクワガタですね。
飼育した事がないのでアレですが、250ccで46mmは
かなり大きいのでは?
しかしこの26.5mmの♂はすごいですね。
90㏄で羽化まで持っていけるのがすごいです。
そういう現地の情報を知るとますます力を入れたいですね。
私も、バンクルメタリ大事に累代していきたいと思います。
会長
飼育は下手ですがゼブラは気に入っている中型クワガタのひとつです。
この亜種は全体としてみれば最大6cmを超えるので
あまり大きくはありませんがカップなら話は別ですね(汗)
実は、この2♂揃って一度脱走された事があります。
どちらもカップに入れていたからなのですが…
腕次第ではほとんどのクワガタはカップで羽化させられます。
(そんな腕要らん!)
現地の情報は大事ですよね。
たとえ普通種でも見る目が変わりますね。
ミルコ
温室の温度も安定したようでしたので、もうチビギネスは輩出されないかと思っていましたが、流石ですね。
ファーブルハウスさんの梱包実験は参考になりました。
わたしも梱包方法を記事にしてみます。
会長
チビギネスは温室外でも羽化出来るので
いつまで経ってもサイズは小さくなる一方かもしれません(汗)
ゼブラもたぶんコンテストには出せると思える代物ですが、
あまり大型種でもない本種で応募ってのもしらけそうですし
チビだと何頭送っても1冊しか貰えないので
基本ギラファだけで勝負しようかと思ってます。
今期ギラファで更新できなかったら応募するかも知れません…
(…必死だ…)
梱包記事ですか!?、自分も読んでみたいので楽しみにしてます!