2019年羽化報告 ラオス産ツツイシカクワガタ

今日は、
「11月頃に掘り出して羽化報告を挙げたいと思います
去年の10月末に書き逃げたまま半年が経ってしまっていた、ツツイシカの羽化報告です。






 【掘り出して羽化報告を挙げたいと思います】

   ⇒ 2018-10-31 『ブリーディングディスク自作』


(当時の記事にリンクまで先に置いてた事はすっかり忘れてたけど・・・)
(あとちなみに1♂混ざってた原名アスタコがひっそりと全滅していたの書いてたっけ?)

BE-KUWAの記事を参考にして管理・羽化させた♂達を主として、
今期羽化してきた♂全頭のデータを書いておきます。
・・・この先↓↓読んでもらえると分かりますが、ほぼほぼズッコケました(苦笑)

その前に、基本データです。

【累代】 CBF1

【産地】 ラオス チャンパサック県 パクソン

以前ベトナムのダナン産も飼っていたので、記事読んでて混乱しないように少し産地の説明もしておきます。

ツツイシカクワガタの分布.png
ツツイシカはこれまでに自分の調べられた分でこれだけの産地が入荷してきています。
一番最初は2004年頃ベトナム南部・ダラットからドルクスグッズがWILDを入れていて、当時広告にも載っていたのが懐かしいですね(それ以前の入荷があったかは、もう自分は分かりません・・・)
当時はまだ未記載でシカクワssp.と書かれていましたよね。

その数年後、今度はベトナム中部のコンツム省やダナンからも入荷し、ダラット産よりも大きくなると云う事で一部で人気が出ました(もしかしたらクァンナム省からの入荷もあったかもしれないけどうろ覚えです)

10年代に入り、パイネがラオス南部ボーラヴェン(ボラベン)高原から何種かのミヤマ?と一緒にツツイシカを日本に持ち込んだと記憶しています。

そして2015年チャンパサック県パクソン産やカンボジア・コンポンスプー州産が入荷してきた、という流れで今に至るんですね。
(カンボジアに関しては入荷当時ドルクスグッズのサイトにラタナキリ州の文字もあったように思うのですが記憶が曖昧です)

ちなみに、ラオス産のラベルについてですが、
ボーラヴェン高原
チャンパサック県 パクソン
の2産地が今流通していますが、これは入荷したタイミングその他の問題が関係していると思われますがどちらも産地自体は同じです。
地図上で点を打ってしまったのでややこしいですが、チャンパサック県のパクソン群と云う地域そのものが周辺地域と別つようにして1000mほどの高原地帯になっていて、その地名こそがボーラヴェン高原と云うワケです。



・・・そんなこんなでいつものように産地ネタでクドくなってきたので、さっさと紹介に移ります。



♂-①
ツツイシカ5-2.JPG
ツツイシカ5.JPG
2018年4月30日 割り出し カワラ菌床430ccカップへ
     10月26日 羽化 56mm

この♂は、冒頭のブリーディングディスクと無関係の個体で、壮絶な(?)経緯で羽化してきた個体なんですよ・・・
まず、割り出し時の様子ですが、この時すでに他の個体は同年1月に割り出し終えた後の忘却個体とでも言うべき幼虫で、3ヶ月経った4月末に乾燥しきった材から辛うじて生き延びていた個体です。
さらに、この時回収した幼虫が他にも2頭居たのですが、エサの準備が追い付いてなくて、1個だけ余っていた菌糸カップに3頭まとめて投入したんですねぇ・・・
そんで放置したまま半年後、コイツ1頭がキレイに羽化してたんですねぇ・・・

こうした経緯から考えると、むしろここまでよく大きくなれたなと感心すら覚えます。



♂-②
ツツイシカ4.JPG
2018年1月21日 割り出し 生オガ発酵マットへ (たぶんプリンカップ)
     4月30日 カワラ菌床800cc(BD使用)へ 3令初期 冷やし虫家(20℃程度)
     10月21日 羽化 61mm
2019年1月6日 羽脱確認

ここからブリーディングディスク使用の個体ですが、
まぁ使い始める前から容器もエサもめちゃくちゃなのでほとんど意味無いですね(汗)
サイズも特にデカくないですね、これがカワノイだったら大成功なんですけど。



♂-③
ツツイシカ3.JPG
2018年1月21日 割り出し 生オガ発酵マット(添加有り2種)へ (たぶんプリンカップ)
     4月30日 カワラ菌床800cc(BD使用)へ 3令中期 冷やし虫家(20℃程度)
     9月下旬 羽化 62.5mm
     11月26日 羽脱

さらにここから⑤番までは前半のマット飼育時に添加も施しています。
しかしこの程度のサイズでは、本種としてはまだまだ洗練されている感じがしませんね。



♂-④
ツツイシカ2-2.JPG
ツツイシカ2-1.JPG
2018年1月21日 割り出し 生オガ発酵マット(添加有り2種)へ (たぶんプリンカップ)
     4月30日 カワラ菌床800cc(BD使用)へ 3令中期 冷やし虫家(20℃程度)
     9月21日 羽化 66mm
     11月26日 羽脱

ここまでくると大腮も長くなって見栄えがしてきますよね。



♂-⑤
ツツイシカ1-2.JPG
ツツイシカ1-3.JPG
ツツイシカクワガタ1-1.JPG
2018年1月21日 割り出し 生オガ発酵マット(添加有り2種)へ (たぶんプリンカップ)
     4月30日 カワラ菌床800cc(BD使用)へ 3令中期 冷やし虫家(20℃程度)
     9月25日 羽化確認 66mm
     12月5日 羽脱

これが、残念ながら今期最後の個体です。
66mmか。カッコいいし大きいけど、7cm台の「デ、デカいッ!!」と驚くようなサイズにはなってくれませんでした・・・・・・
片や、の方は結構デカくなってくれたんですが・・・(笑)
そもそも、ディスク仕込んでカワラに投入した時期が成長がもう止まりかけてる3令中期ってトコロからもうダメですよね。
ただ、デカくはなれなかったけど別の見方をすれば、変なタイミングで菌床に入れたにしては暴れて痩せる事も無かったので、「結果的には」成功だったのかもしれません。



CA3I0929.JPG
5頭集めて記念撮影してみましたが、やっぱりシカってイイですね。
また昔の様にシカを何種も揃えたくなってきます。飼育種とスペースに余裕があればスペキオススとディディエールを再開したかったところで、今年の増種予定分はもう別に決めてあるのですが誘惑に負けてしまいそうになる瞬間が度々あります(笑)




・・・と云う事で、実験的な飼育はこれで一旦の結末を迎えたワケですが、
他にも居るアッサムシカや他属のクワガタにも最初から使って何か結果が出せたらと、気分に応じて使い続けてみたいと思います。

現在インラインブリード中の血統からも少数幼虫が採れたので、記事に挙げたCB個体群と共に、次世代はさらにサイズアップが出来るよう「もうちょっと真面目に」飼育します(苦笑)

ツツイシカ2-4.JPG

ラオス産ツツイシカ 半年後・・・

青森は今、雪と強い風に包まれています。

道路の除雪の稼働も芳しくなく、車線も通常片側2~3車線のところ2車線以下になってほとんどの場所が1車線です。しかも路面は氷でガタガタ、大きな砂利が転がる林道みたいな様相です(車壊れる)


採集のオフシーズンということで、最近は専らテーブルに向かって標本をチクチク仕上げています。
今期はツヤハダとヒメオオ(どちらも原名亜種)が多くスタンバイしているのですが、ツヤハダは前々からちまちま展足していたので未展足個体も残り1ケタになりました。


【展足中のツヤハダ】
  ⇒ 2015-5-23 『熱狂!!! 春のツヤハダ祭り』

ツヤハダはこの時採れた個体達。

一生の内にそう何度もお目にかかれない数を採集できたはずだったのですが、ダイエット(羽脱前の個体を〆ずに一定期間放置して腹部のサイズを小さくする)目的で保管してたらいつの間にか乾燥死(身体がバラバラに・・・)してたりなんかして、結果的にきちんと標本に残せている数が結構少ない・・・
標本の修復技術も大して持ち合わせていない自分には空中分解したツヤハダの修復は難しく。

・・・とか色々見てたら、さらに冷蔵庫から別日に採った未展足個体が10頭弱出てきた。
わ――ィ(涙目)


それなりに採れたものの、標本として残せるものはどれも似たようなサイズで、
一度やってみたかったサイズグラデーション(体長順にきれいに標本箱に並べレイアウトする)に使えそうだった14~15mmの僅かな♂個体がバラバラになってしまいました。
酢エチで〆て標本用に無事できそうな♂個体達を測ってみると、
この程度の差しかありませんでした。↓↓↓
↓↓こちらはJavaScriptを有効にしパソコンなどでご覧ください↓↓
ツヤハダメニュー原名ツヤハダ2015最大♂CA3I1013kai.JPG
正直言えば、大きい方もそんな大した事はないと云う・・・(苦笑)
ある程度グラデーションの見栄えを出すには22mmくらいまで欲しいとこなんですが、原名亜種だと流石に難しいんでしょうね。





さて標本の話はこれくらいにして、今回はラオス産ツツイシカのその後の経過です。

夏にWILDを仕入れてセッティングをしたまま早半年が経っていました。
セットしてからというもの、実はほとんどの期間を飼育部屋の温室外で常温管理していました。
理由としては、セッティングに使ったのがコバシャの大ケースだったので温室に当時入らなかったからなんですが、幸い(?)夏場は最高29~30℃・冬は最低5~6℃というところまでのセーフ(?)な温度帯で保ってせいかケース側面にも幼虫が若干見えてきていました。

流石に12月以降は寒過ぎてケース側面には出てこなくなってきましたが、ケース底をカリカリ齧る音が時々聴こえていたので、生存しているのは分かっていました。

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ところで「生存」繋がりで話が脱線しますが、
ケースを放置している状態の秋ごろ・・・暇な時間にふとケースの内部を覗いて驚きました。
↑の画像は割り出し直前に撮ったものなので黒く腐敗していますが、産卵木からシイタケが生えていました。2本(笑) このホダ木は2~3年前に未カットで買った夏菌クヌギ材なんですが、乾燥してこんなに時間が経っていた材でも生えたりするもんなんだ~と感心してしまいました。
再加水したシイタケホダ木がセット中にキノコが生え・・・と云う話はたま~~に聞きますし自分も昔見ましたが、自分のところで見るシイタケは柄が細く長く伸びてただただ気持ち悪い。
これがこの形で実際に原木全体からニュキニュキ伸びてる現場見たら、怖くて泣くと思う。


閑話休題、
流石にセットからだいぶ時間が経ってしまっていたので(ケースの底が齧り痕で真っ白になってきたし)、2週間前に意を決して「腐海」と化したケースを開け、割り出しを敢行しました。
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表層部が真っ黒な中、幼虫たちが噛み砕いた黄色い木屑が産卵木の所々から噴き出しているのが目立ちますね。
画面右端に写る♀親もホワイトアイです。

新聞紙の上にラップをひいて(新聞紙が湿気るのを防ぐ)、ケースをゆっくりひっくり返す緊張の瞬間。

大きなケースから産卵木ありの中身を出す時、こぼれ出た幼虫の上に産卵木が勢いよく直撃して潰されないかハラハラします。

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ケースをひっくり返してまず出てきてくれるとまずホッとしますな。

ほとんどが2令幼虫でしたが、3令幼虫も少なくはなく、やっぱり今回もいつものパターンですね。
まぁ裏を返せば、半年経ったケースから2令幼虫がたくさん出てくるってのもなかなかヤバいんでしょうけど(セット開始:6月14日→割出し:1月11日


今回の幼虫の為に、以前頂いた貴重なマル秘カワラ菌床ブロックもビンに詰め替え(数は少ないですが)用意しておきました。今回はWILDからの累代ということで、大型もきちんと羽化させたく個人的に気を引き締めるためにも割り出し後幼虫を選び抜き、期待を込めて投入しました。

ちなみに大きく残念な点があるとすれば、
きちんとやるならもっと早く割り出したれ!! という事と、
このカワラ自体も詰め替えたのは頂いてから半年後!! と云う事なんですけどね。



CA3I1012kai.JPG

       結果

          26頭


とりあえずマット蛹化は確定ですな(笑)
ちなみに、割り出し中に死亡して間もない幼虫が4頭出てきたことも付け加えておきます。原因は見た感じだと、加齢に伴う圧迫空間のストレスで咬まれたものと、温度帯が低すぎるために頭部が発達していなく脱皮不全を起こしたものの2つほどでした。

ギラファもたくさんいる状況ですが、このツツイシカも無事に累代を続けたいものです。





そして、1月の後半と云う事でうちにもBE-KUWA最新号が届きました。

他メディアに取り上げられながらも、コンテスト自体には出すのか出さないのかがちょっと疑われていたカブトムシのギネスはちゃんと載ってましたね。ヘラヘラはもう実寸横写真ではページの間に角が刺さりかけているので、縦方向にノっけちゃった方が見て楽しめるんじゃないかと思うんですけどねぇ・・・しかし、170越えって、数字見るだけでぞくぞくするね・・・。
今回オオクワ採集記が多数載ってるのは意外でしたが、この時期そんな記事をたくさん読ませられるのは非常にアブナイ。心のカレンダーが進んでしまう・・・!
そして今回の特集は気になっていましたが、【世界のカブトムシ[上]南北アメリカ編】をまだ持っていない自分としてはスヴォボダオルムの記載以後の追加情報なんかを楽しみにしていましたが、全く・・・なんですね。プランディー含むギアスの分類関係や原名エレファスの基産地の話もきちんと載ってたのはやはり面白いんですが、今回は詰まるところ「【世界のカブトムシ[上]南北アメリカ編】の導入部(さわり)」と云う感じなんですね。
・・・あぁ読みたい(苦笑)


誰か今年のオリンピックムードに乗じて
南西ブラジルあたりからゴキゲンなカブトムシ持ってこないかなァ~
(他人事)

つ、つい・・・衝動買い。

今週、青森はすごい現象が続いているようです。

簡単に言うとオオクワガタなんですが、
今週月曜日にお邪魔させていただいた某氏の初ライトトラップにおいて
初挑戦にも関わらず♂が飛んでくる
という驚くべきドラマが起こってしまいました。

その日は最初から色んな事が起こったんですが、とにかく感動に湧いた夜でした。

さらに今の時点で、
県内全体では♂だけで言っても最低でも5頭既に採集されているという状況。
夏が始まりましたねェ~~!!!!




さて、そんなこんなでマグソクワガタ採集シーズンになって以降
気持ちはほとんど採集にばかり偏っていて飼育方面が悲しいくらいにお座なりになっています(恥)
ギラファやスペクタビリスが羽化していたりルリが産卵していたりするんですが、すっかりネタとしては古くなってしまっています(書くつもりではありますが)
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トビムシが大発生しているのがお分かりいただけるだろうか?
ノーマットの近くが集中的に死骸が溜まっているのを確認する限り、
トビムシにもノーマットは有効っちゃ有効なんでしょうね。
飼育環境全体で劇的な効果は見込めないみたいだけど・・・




採った虫も溜まってきているのですが、
時間を見つけてちょこちょことしか展足が進みません。

マグソやマダラ、ルリ等の超小型種ばかりで、自分のような展足素人は通常の綿上展足だと小型種の付節をカット綿に引っかけて飛ばしてしまうミスを犯してしまうので、
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ダイソーのポリスチレン製の1cm厚カラーボードを4~5cm四方に切り分け
そこで1頭1頭丁寧に針を打って展足しています。
針打ちする土台としては、発泡スチロールだと柔らかい場合もあり、爪が引っ掛かる危険も無いこれがウチでは一番使いやすいです。
たくさん標本作ってる人からしたらなんてメンドクサイやり方だ!! と思うでしょうかね(笑)

・・・あぁ・・・まだツヤハダ〆てないんだよなぁ・・・(焦)




その他にも、ハッキングを受けてオークションのアカウントを運営側に停止させられたりと恥ずかしい事態に陥っていたりするのですが、それは置いといて・・・


ここ最近、入荷が珍しい国からの生き虫入荷が相次いでいて
自分もあんな虫やこんな虫の入荷情報を目にする度に飼育意欲(と云うか購買意欲?)がかき立てられます。
コスタリカ産エレファス・・・ティモール島ギラファ・・・
ブッダ各亜種・・・ディディエールシカ・・・
スペキオススシカ・・・

最近はちょっと新入荷の虫が売り切れるスピードが早すぎるのも、
売る側としてはそれに越したことはないんでしょうが、一歩引いて見ていると・・・あぁ・・・そういうことなんだねェ・・・(苦笑)とちょっと悲しいような気分になります。

自分もそんな最近の虫の入荷・販売事情に中てられてしまったのか、
定期的に確認している各専門店の入荷情報であるものが入荷していてなおかつ1ペアだけ在庫が残っていたのを見つけてしまい、久しぶりの虫を買ってしまいました・・・





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なんと高い買い物をしてしまったのだろうと変に嫌な汗が出てきます。
すぐに買わないと売り切れるので、いわゆる衝動買いと言えます(汗)




最近の我が家には基本的にギラファが幅を利かせている状況にあったので、久しぶりにこういう類のものを見たくなってしまうんですね。
と言っても昔から馴染みのある面子なのですが。








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シカクワガタ(ツツイ亜種) ラオス チャンパサック県 パクソン



最近飼育ではギラファばっかりだったので、
ちょっと久しぶりに大陸系シカクワガタが見たくなりまして
・・・大枚はたいてラオス産WILDツツイ買っちまいました。

・・・あはははははっはっはっはっは!!!!!!!!!!!・・・・・・・・・・・・。はぁ・・・・・・・・・


近年、インドシナ半島南部の虫がだんだんと新しく入荷されるようになってきていますが
実際、ベトナム南部をはじめとしてカンボジア、ラオスも色々と新しいラベルで虫が入荷してきています。

本亜種ツツイシカも、2009年に南ベトナムからダラット近郊やバオラクの個体で記載されて以降、それより北方のコンツムやダナンからも入荷され、今ではカンボジア国内やラオス南部からも入荷が見られるまでに調査が進んでいるようでツツイの分布に関しての知見は年を重ねるごとに深まっています。

他の地域(亜種)も包括して、産地ごとに特徴が若干変化していき分類上地域ごとに区切るのが難しかったりするのが本種R. crenatusの面白いところではあるのですが、
かく言う自分も、今回入荷情報を見て産地名をパッと見たときに、
「なんか今まで入荷を聞いたことが無い地名だな・・・面白そう!!!」と思ったのが購入のきっかけになったわけです。

そしてこのパクソン産ツツイ。


購入した後で地図開いて調べてみると・・・


2~3年前に入荷があった、
ラオス南部・ボーラヴェン高原と同じ場所であることが判明。

産地ラベルに踊らされた感があるのは否めない・・・
(でも、そんな確認してる暇無かったからしょーがない)
どっちにしろ、自分はダナン産のWF1からしか飼育したことが無いので、アンナン山脈西側のラオス産でWILDからの飼育は初めてなので既存の入荷産地かどうかなんてどうでもいいか。

ラオス北部~タイ中東部のシカやチベットのシカも気になるのでまだまだシカクワガタの情報からは目が離せないですね。(俺は)





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久しぶりに産卵木を切ってみる。
マット産みばかりだと、実感がなかなか湧かない部分がありますが、
こうやって木を切ってると
「産卵セット作ってるなァ~!」と云う意味分からん充実感が得られます(笑)


今回は
・砂埋め霊芝材ハーフカット 1本
・夏菌材(柔らか&細め) 2本
・夏菌材(やや堅め) 1本
を使ってセットを組みました。

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ギラファがこんなにいてまともにシカをブリードできるのだろうか・・・?(焦)

ツツイ F2最終羽化&F3割り出し

予備のパソコン使い辛れぇぇ~~~どうも、会長です。

ネタが難産です。
これといって虫ネタがないのですが、最近またプライベートが切羽詰まってきているので月替わりあたりからまた更新頻度が変わってくると思います。
虫以外の話ぶち込んでみようかなァそのうち。

さて、本日はツツイシカの近況です。

この夏組んだセットを先日割り出してみました。
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一応ケース内に除湿剤を置いて蒸れを防止していました。
地上にいろいろ置いてあったのを全て取り去ってみた画像ですが、まずカビは無いみたいです。

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ごちゃごちゃ割り出しの実況をする必要もないので文章も短くなりますが、感じたこととして、
やはり(?)今回も産卵木からの回収が大多数を占め、マットから出てきた幼虫は僅か。おそらくどれも材に産みつけられたものがマットに出てきていたに過ぎないと思えます。

マットの仕込み方が間違っていたのか、
マット自体の選定が合っていなかったのか、
温度帯やケースの大きさなどが違うのか。

いずれにせよシカの産卵では産卵木では20弱が壁なので
それ以上の産卵数を望むには「合う」マットが必要不可欠ということで
大体統計が出てきました。
(勿論これは我が家の環境(自分の腕)での傾向ですが…)



ちなみに今回産卵木を割っている途中……こんなのが出てきました。



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キャァァァァァァ!!!!!!

3~4cmというデカさです、
クワガタの幼虫の流れでいきなりこれが出てきたので
かなり気色悪かったです[ふらふら]

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この幼虫の食痕とツツイシカ幼虫の食痕が隣り合って貫通していましたので、この手の虫はよく知らないのですがクワガタに無害なのでしょうかね。
おそらくクワガタと同じく木を食べるキマワリかなんかだと思われます。
(画像左が例の幼虫、画像中央がツツイシカ幼虫)


さて、そんなこんなで結局今回もいつもの様な数で回収できました。

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      19頭

9月12日にセットしたのでおよそ2ヵ月半の期間があったのですが
出てきたのは大体1~2令で孵化しなさそうな卵も数個発見しました。

また回収できた幼虫も前述のとおりほとんどが材からでした。


と、あ~だこ~だと言ってますが
個人的に今回は他種のシカセットと比べ違う点があるんです。
それが、『累代飼育品からのブリード』ということ。

どういうことかというと、
他のシカ(Rhaetulus属)のブリードでは自分は飼育品からのブリードはよく失敗・苦戦するんですが、
ツツイに関しては今回(F2ペア)と前回(WF1ペア)では普通に採れているんですね。
なぜにこれだけ難なく産んでいるのかと考えると、やはり考えられるのは成熟の早さではないかと。

以前失敗したカワノイやディディエールも、今苦戦しているアッサムも
成熟や休眠はかなりクセのある奴らばかりなので
この点が一番の要因であると考えて正解なのでしょうね。





さて、セットを割り出して次世代までもう採ってしまっている今世代(F2)のツツイシカですが
ちょっと前にようやく羽化した個体もおりました。

なぜこんなに羽化が遅れたのか分かりませんが
ちょうど♂♀1頭ずつ晩期羽化(?)しましたので、今後の予算次第でもう1セット作ろうかと考えてます。

とりあえず羽化した♂個体をUPします。

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62mm

【飼育経過】
2010年11月3日 割り出し(2令)、マット1400ccクリアボトルへ。
2011年9月8日 蛹化。
2011年10月1日 羽化。

これを除いた最大が59mmで、ついにギリギリ6cmオーバーとなりました。
とはいえまだ6cmがやっとか…7cmとか遠すぎるでしょぅ…

あと、これが一番最後って言った割にはまだ割り出しから1年も経ってないんだね~
いかにツツイは成長が早いかを物語ってるような…(ないような…)


CA3I0505-4706akai.jpg
ついでにスペキオススと2ショット撮ってみました
(2頭とも動きまくるから撮り辛い)
どちらも62mm台ですが、横幅は完全にスペキオススの方がありますね。

いつかカワノイ・ボイレアウイ・ツツイ・スペキオスス・アッサムあたりで同じくらいのサイズの個体を寄せ集めて撮ってみたいわ。

2011年度羽化報告 ツツイシカクワガタ

ちょっと遅くなってしまいましたが、前々からやるつもりだった羽化報告ネタです。

なんだかこういうのがないと個人的にブログとしてパッとしないんですよ。
だから俺自身この手の記事は大好きなんすわ。


さて、今回はサブタイトルにあるように
ツツイシカクワガタの紹介です。


さて、まず今回の羽化紹介に至るまでの流れなのですが…


① 去年(2010年)11月3日 23頭の幼虫(2令~3令)を割り出し。
   主にくわMatと栄養フレークEXを様々な容器に詰め幼虫を投入。
   2010 11 03_1490.JPG
   この通りです。
   120ccカップから1400ccボトルまで、色々です。

② 幼虫飼育中は、容量の大きいビンやボトルは羽化まで温室管理。
   カップは、居間で常温管理。

そして羽化へ…

全て一本がえしなのですが、ほぼ全ての個体が無事に羽化しました。
(ボトルが1頭だけ自部屋(温室外)の寒さで亡くなりました)
これほどの割合で無事に羽化までいくことは我が家では結構珍しいです。

しかし、まだ1♂1♀がまだまだ幼虫しています。


では、その羽化した♂個体達を紹介していきましょう。
全て紹介は出来ないので大きさで分けて書くことにしますね。



2011 08 16_1991.JPG
♂ 32mm

120ccカップで羽化した個体です。
やはり省スペースで羽化しただけあってシカクワの勇壮さが微塵もありません。
勿論大腮のフタマタも有るはずも無いです。

しかしまァ…ココのブログって画像アップロードすると粗くなるな(怒)



2011 08 16_1992.JPG
♂ 35mm

①の個体よりは大きな200ccカップで羽化させた個体です。
羽化した個体は120ccも200ccもサイズには大差ありませんでした、
全て30~40mm弱ほどです。

①よりたったの2mmしか違いはありませんが、微かに歯型が発達しています。
見栄えが無いのは変わりありませんけど…



2011 08 16_1993.JPG
♂ 46mm

ここから漸くまともな形のクワガタです(汗)
これは860ccカップで常温飼育した末に羽化したもので、800cc以上の容量で羽化した中で一番小さい個体です。

200cc以下で軒並み30~40mm弱、
800cc以上で45mm以上と云う事は、その中間だとどうなってくるのか見たかったですなぁ。
にしてもこのサイズはホントにディディエールのそれと形が酷似していますな。



2011 08 16_1994.JPG
♂ 50mm

このあたりが我が家で出てきたレギュラーサイズです。
覚えていませんが多分800ccボトルで飼育したと思います。

大腮も立派にシカクワですが、迫力は今一つでツツイらしく長くスッと伸びるレベルまではいっていません。



2011 08 16_1995.JPG
♂ 56mm

これも③と同じく860ccで羽化した個体です。
ここまで来ると威嚇して大腮を広げる格好が様になってきます。

気になったのが、860ccで常温管理していた3頭の♂がどれも前胸背にディンプルが目立つように羽化してきた事です。
常温で管理したことで寒さが邪魔した可能性がありますが、どうなんだろ?



201120082016_1996-53a33kai.jpg
♂ 59mm

今のところ羽化した♂の中で一番大きい個体です。
それでも6cm行かなかったと云うのが悔いが残るところです…

バランスも整ってきて飼育親としては結構嬉しい個体なのですが、まじまじと観察していると親個体よりも大腮が太短くなっているような気がします。
ブログ新設の頃に一度書いたのですが、やはり、大腮が長いタイプのクワガタは累代するにしたがって
体長・体型に比して大腮が短く(太短く)なっていくような気がします。
血を入れ替える事で改善される事なのか、気になるところです。



さて、♀は大体29~34mmくらいで羽化しました。
ただ、悲しい事に♀の数はだいぶ少ないのです。


さて、羽化したツツイシカですが
せっかく他のシカもいるので、こんなツーショットを撮ってみました。


ツツイとアッサム.jpg

激しく動き回り飛ぼうとまでするのでこの一枚が限界でした。





ここまでで感じたのは、
やはり他のシカクワガタに比べて格段に成長・成熟が早いという事ですかね。
特に成熟に関しては、
スペキオススやアッサム、カワノイなんかは羽化時期によっては1年近く寝る上、そうじゃなくても成熟のスピードが読めないのですが、
ツツイに関しては今のところ全部の個体が羽化後1ヶ月強~2ヶ月強で活動開始or蛹室自力脱出してますからホントに。
今のところ個人的に飼育が楽なシカクワガタ第1位です。
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