2011年度羽化報告 スペキオススシカクワガタ

さて、一部の方には先にUPした画像を見られているようなので(オーイ[あせあせ(飛び散る汗)]
ばれているのですが、本日はスペキオススシカクワガタの羽化報告です。

どうでもいいことですが、羽化したのは去年なので「2011年度」で合ってますからね(笑)

今日現在、スペキオススは全て羽化しており、
その内♂個体は10頭おり(もしかしたら存在を忘れている奴もいるかも…)、今夜はその全個体を紹介します。
(♀はスルーします、メンドイのと、もう一つワケ・・があるので)

大きい個体から順に番号を振ってしまったので、
小さい個体からカウントダウン形式で載っけていきます。
(やっぱ大きいのは最後にとっておかなきゃね~)


今回の共通データは以下のとおり。全て兄弟です。

【産地】 タイ北部 チェンマイ県 インタノン山(ドイインタノン)

【累代】 WF1

ここでしつこいですがもう一度スペキオススでよくみられる産地ラベルのおさらいです。

スペキオスス分布OFタイ.png
※ウィキペディアから抜粋・編集

タイラベルでよく聞くドイサケットはチェンマイ県中東部に位置し、
その北東に隣り合うチェンライ県のウィアンパパォも同じく有名です。

ウチに居るインタノン山産は、
前述の産地をタイ北部の大都市チェンマイ市から反対の西側に進んだ場所に位置する
タイ最高峰の山ということになります。
流通しているマジョリティとは地理的に少し距離がありますが、
さすがに外見上の特徴に差異はありません。
ここから南に向かうに従い形態的にレーマン(R. c. lehmanni)に
近づくと思われるのですが、
チェンマイから南に位置するターク県カンチャナブリ県からシカクワガタ生体が
入荷した情報を聞いたことが無いので、どんな形態なのか非常に面白みを抱きます。
カンチャナブリあたりの個体は多分完全にレーマンなんだろうなァ…
標本での入荷とかあるのかな…





10個体も居ると飽きるなァ(汗)


CA3I0554-ed6d0kai.jpg
35.1mm

2010年10月1日 割り出し
2011年5月7日 月夜野ELEMENT菌床200ccカップへ
2011年8月25日 羽化

CA3I0555kai.jpg
♂中で一番小さい個体ですが、同時に最も色が暗い個体でもあります。
前胸背板がほぼ真っ黒なのでカワノイにも見えます。



CA3I0553-ebd36kai.jpg
38.1mm

2011年3月21日 割り出し2令、KB栄養フレークEX430ccブローへ
             (この時、アゴ片方折れ+脚切れ)
2011年10月17日羽化確認

上記のとおり、割り出した時に
アゴが片方途中から折れ(「欠けている」というレベルではなかった)
脚も(どこかは忘れたけど)1本根元からサッパリ無くなっていた個体です。

こうして見事に大腮と脚が再生したのには生命力の凄さを感じずにはいられません。
ただ、活動に支障ないまでに再生できたのはこの欠損が2令幼虫の段階だったから3令→蛹と脱皮して再生できたからなのでしょう。もし3令でこの欠損具合だったらここまでの再生は出来なかったでしょうね~

ちなみによく見てみたら、左後脚が右後脚よりほんの僅かに小さいのに気がつきました。欠損していたのはどうやら左後脚だったみたいです。
あっ、勿論再生した脚には動作麻痺みたいなのはありませんですぜ。




CA3I0552-8ecadkai.jpg
38.8mm

2010年10月1日 割り出し
2011年5月7日 月夜野ELEMENT菌床200ccカップへ
2011年11月8日 羽化

今回オオヒラタケ菌床を使った♂は2個体ですが、200ccカップでなおかつ長期保管していた余り物に入れたので当然ながら大きくなりませんでした。
小さい個体は非常に動きが可愛いですね~
シカクワは他のクワガタにも増して表情が豊かに見えるのは気のせいか?




CA3I0551-f5e2bkai.jpg
41.8mm

2010年10月1日 割り出し
2011年5月7日 KB栄養フレークEX800ccクリアへ
2011年9月27日 蛹化
2011年10月23日 羽化

10個体の内で、前胸背板の黄紋面積が一番広い個体で、頭部の黄紋もかなり明るいです。
このままサイズが60mm台だったら文句なしだったんですがね(笑)




CA3I0556-14c84kai.jpg
50.1mm

2010年10月1日 割り出し
2011年5月7日 KBカワラ(微粒子かMOかは不明)800ccクリアへ
2011年9月19日 蛹化
2011年10月中旬 羽化




CA3I0550-5bd54kai.jpg
57.3mm

2011年3月21日 割り出し2令 発酵マット(銘柄不明)500ccクリアへ
2011年9月19日 羽化確認

比較的大型個体の内で最初に羽化した個体です。

スペキオススの画像で昔から気になっていたことがあったのですが、色々雑誌や図鑑で見ていると
大腮が細くカッコ悪~く見える場合と逆に太くカッコ良く見える場合
どちらかに分かれます。
具体画像を載せるのはいまさらダルいのでできませんが、最近どうしたらそういう風に分かれるのか分かりました。

細くカッコ悪くなってしまうのは、大腮をある程度大きく広げた状態で真上(背面)から撮ることでそうなり、
太くカッコ良く見えるのは、大腮を閉じた状態で真上(背面)から撮る、
又は少々大腮を開いた上体で一定の角度から斜めに撮るとなるようです。
(一定の角度が具体的にどのあたりかよく分かっていないですが)




CA3I0549-77a07kai.jpg
60.3mm

2010年9月12日 割り出し
2011年5月7日 KB栄養フレークEX800ccクリアへ
2011年9月30日 蛹化
2011年10月28日 羽化

この個体はクリアボトルに交換後、大暴れしてフタのタイペストシールまで剥がすような奴でした。
最後の方は落ち着いたのか諦めたのか、何とか60mmを超える個体で羽化しました。




CA3I0548-f8b1dkai.jpg
59.2mm

2011年3月21日 割り出し1令 KB栄養フレークEX800ccクリアへ
2011年11月1日 羽化

蛹室は不相応と言えるくらい大きなものを作っていたので、EXは多分微粒子過ぎるんでしょうね。
800ccクリアでは堅詰めが利かないですが、大容量のガラス瓶に堅詰めすればこのマットのみでも60mm台後半はいけるんでしょうかね…?




CA3I0546-4a662kai.jpg
63.2mm

2011年3月20日 割り出し3令 KBカワラMO1400ccクリアへ
2011年9月28日 蛹化確認
2011年10月中旬 羽化

途中までは順調に居食いしてくれていたのですが、残念ながら暴れ始めました。
暴れなかったら65~66くらいいってくれたのかな~~[バッド(下向き矢印)]

ただ、色味は良い感じで、後胸腹板の黄紋も綺麗に出ていてチャーミングです。




CA3I0545-5147ekai.jpg
65.0mm

2011年3月20日 割り出し1令 KBカワラ(微粒子)1400ccクリアへ
2011年6月4日 脱皮確認、3令へ

CA3I0428.JPG
2011年10月31日 羽化

最大個体です。羽化までは、
「出来れば今世代で65UP出したいなァ…!!」と目標に思い描いていたのですが、
何とかギリギリ65mmに達しました(汗)  ←ア、アヤシイ~
シカクワガタってノギスに当てて正確に測るのが難しいんですよね…
そういう体と大腮だから仕方ないんだけど。

CA3I0544kai.jpg
全然分かりませんね(汗)

6月初めに加令してたったの3ヶ月強で蛹室を作ってしまった
(1令割り出しから7ヶ月強で羽化した)ことを考えると
非常にもったいないのですが逆にまだ伸びしろがあるとも考えられます。
1400の微粒子カワラだと劣化が早く容量も少ないので
それにあわせて成長してしまったんですね。






3月20日に割り出した奴らは、
⇒ 2011年4月10日の記事の個体たちなんですが、
あの乾燥したマットの環境下から生存した個体がここまでのサイズで羽化したのは、非常に運が良かったのかもしれません。
とは言いつつ、70mmUPが期待される大型のシカクワなのでこの次の世代が肝心なところです。

7cmオーバーを目指すなら累代で66~68mmくらいは羽化させられないと駄目なのでしょうね…
問題は、WF1で66~68mmくらいが問題なく羽化するのかどうかですかね。

今や87mmを越えてしまうまでに来ているオオクワガタだって、80mmをコンスタントに出すためには血統を固定する必要もあるし、WF1で80mm超えは無茶がありますからね~
ただ、ドルクスが血統云々がサイズアップに非常に関わってくるのに対し、シカクワはそこまで血統がどうこう言われることもないし、そこが分かるくらいまで累代飼育の詳細が分かってもいないので確信も何もありませんが…ねぇ。

まぁ♀もまぁまぁいいサイズで出てきてくれているので次世代で今度はさらに上、68mmUPを目指しますかな。




~あァァ~、記事書くの疲れたっ!(出し切りました)

シカクワガタ菌床産卵

結構前に組んでいたスペキオススの菌床産卵のその後を報告します。
一部前回の内容がかぶります。


5月に入荷したドイ・インタノン産のペアをレギュラータイプのセットに投入後、
9/1210/1に割り出しを行い、それぞれ13頭9頭が採れました。

♀自体軽くなっていたもののまだまだ健康状態も良好だったため、
「産むも産まないも君次第だからあとは好きにしてくれ」と云うコンセプトで
小サイズのケースに埋め込み用の広葉樹未発酵マットを3cmほど敷き、
その上に余っていたカワラ菌床800ccボトルをフタを開けて横倒しにして置いて
ゼリーと親♀を投入すると云う簡素な菌床産卵セットを作ってみたのです。

菌床産卵セット.JPG

因みに、オオツヤクワガタやオウゴンオニクワガタのように
坑道を掘って産卵するタイプのクワガタではないので、
産める面積を広くする目的で、あらかじめドリルで穴を開けておく事にしました。
2010 10 01_1434.JPG

このセットをしたのが2010/8/30の事でした。

因みに「菌床産卵」は、
今ではオオツヤ・オウゴンオニの有効産卵法としてお馴染みな上、
オオクワ系・ヒラタ系・ノコギリ系にも使えることが分かっているのですが
クレナトゥス系シカにもこの産卵セット法が適用する事が一部で知られています。



菌床産卵セットに投入された♀は初めの内、環境に戸惑ったのか
徘徊してばかりだったようです。
そのせいで、はじめにドリルで開けておいた坑道も固まってしまいました。

しかし、2週間程たった後、ケースを覗いてみると喜ばしい事に、
2010 10 01_1429.JPG
菌床に産卵し始めたのです(嬉)



☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆


その後も産卵行動をチョビチョビと続けていたようで、
菌床の表面が穴ぼこで目立つようになり、
ドリルで開けていた穴の一つを崩し、そこへも産卵していくようになりました。


そしてさらに嬉しい驚きが。


何ヶ月か経ったある日、
ボトルに産卵された卵が孵化して何所かに食痕が出ていないかどうかと気になり、
ケースのフタを開けセット中のボトルを手で持ち上げたところ……

なんとボトルの設置面の未発酵埋め込みマットから、
1令幼虫が2、3頭顔を出していたのです。

つまり、成虫管理が主な用途の未発酵マットに産卵していたと云う事です。

その後、無事食痕がボトルからも見えたので
親♀をセットから取り出す事にし、あとはゆったり余生を過ごしてもらう事にしたのです。

親♀はその後、年が明けるまで生き続け、今年になってすぐ眠るように息を引き取りました。



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しかし、なんだかんだでエサの調達の問題で割り出しが遅れ
割り出ししたのは3/20とメッチャ遅くなってしまいました。
セットしたのが8/30だから、その間6ヶ月半(汗)
結構カピカピに乾燥してしまいさらにコバエ地獄になってしまっています。


2011 03 21_1744.JPG
もうこれ幼虫全滅してても無理ない環境ですよね。
記事の最初のセット画像と見比べてもこの荒廃のあり様。
キノコ出てますからね…


2011 03 21_1746.JPG
ボトルからカワラ菌糸の皮膜を剥がそうとして取ってみたら、
中身諸共出てきてしまいました。

凄まじい事に、画像の通りほとんど菌糸の皮膜部分でオガの部分はほとんど食い尽くされ
綺麗になっております(ヒィィィィィ~~~)

結局、そのせいで共食いが起こったのかボトルから出てきた幼虫は
脂ののった♀3令幼虫と脚が一本千切れた2令幼虫の計2頭のみでした(悲)

ちゃんと早めに割り出していれば5頭くらいは居たでしょうね…



続いてマットを見てみますが、
ボトルを持ち上げた時からこんな感じ。
2011 03 21_1745.JPG
3令も居れば今にも死んでしまいそうな1令まで、
乾燥し過ぎて生存不可な部分を除けば高々2cm弱しかない埋め込みマットに
7頭も隠れていました。
マットは粒子も荒ければ湿度0%寸前なので食痕も残りません。

2011 03 21_1747.JPG

   9頭

いやもうこれって、菌床産卵ていうかただのマット産卵ですよね。

まァ産卵床の種類の幅が広がったと云うのが分かったのは事実ですが。

100円チョイ上がったからって吸うヤツは結局吸い続ける

こんばんは、もう10月ですね。

なんやかんやで「夏だー!」と思っていた8月も遠い記憶の中に過ぎ去っていってましたね。

そして、1日からたばこ税が値上げになりました ぃヨッ!!
ただ嫌煙家としてたばこが減っていくのか実感できそうな気がしないんですね[バッド(下向き矢印)]


さて、今夜もわずかな希望をことごとく踏みにじるようにシカクワネタです。
ゥアアアアアアァ[パンチ]


夏にセッティングしてからまあまあ経っており、シカの仔も見え出してきています。

見えているのはスペキオスス、ツツイ、マキなど。
摩季はまだまだちゃっこいですが、ツツイはもう結構な数の2令が見え出してきています。

とは言え幼虫用のマットがそろそろ無くなってきたので、取り敢えず大容量のケースにセットしたツツイや幼虫が小さい摩季は後回しにして、まず最初は早期に組んだスペキオススのセットを暴いてみました。



初めに手を付けたのは実は3週間も前の9/12

まず先に飼育用のマットに添加剤を加え加水して詰めたカップを用意。
その後で割り出しを始めました。
(先にカップ作ってから割り出した方が楽だと近年ようやく分かりました…恥)


2010 10 01_1430.JPG
セットしてから3ヶ月・♀を取り出してから3週間が経っています(9/12時点)

2010 10 01_1431.JPG
霊芝材はだいぶボロボロになっています。
最初は♂が同居しているためか地中に潜って産卵し、♂を取り出してからは地上部分にも産卵し始めまていました(じゃァ♂邪魔だったんだな…)


まずは霊芝材から暴いてみる事に。

2010 10 01_1432.JPG2010 10 01_1433.JPG
どんどん!…というペースでもありませんが続々1令幼虫が出てきます。
ほとんど1令、2令がほんの1頭程度。

結局この日はカップが足りなくなったという事と暗くなってきて見えなくなってきた事もあり
13頭で一時中断しました。


………………………………………


その翌日か翌々日、
まだ割り出しを再開しないままの状態だったその日
部屋の中から異臭がするようになってきました。 ヒィィィィ~~~[あせあせ(飛び散る汗)]

ニオイの元を辿ってみると、その原因は難なく発見できました。





先日割り出したスペキの幼虫を投入したカップだったんですね。

カップのフタを開けると殺人的なウ〇〇の匂いが放散してきます ゥォェェェ……
『マットに添加剤を入れたこと』が完全に仇になってしまいました(失敗ですね)

急いで入れた幼虫を掘り返してみると、案の定幼虫はグッタリしていて体の中も半透明に変色していました。
数分間外気にさらしたり屈伸させてみましたが動く気配なし。

「殺っちまった…」と後悔しながら、カップを開けては幼虫を掘り出して捨てました。

数匹処理した後、何故かそのタイミングで
『アレ…? これってもしかして仮死状態だったりするのか?』
という考えが浮かんできました。 オイオイ…

他のマットを僅かに入れているカップに様子見のために
1頭を試しに置いておき放置してみました。

すると、予感は的中。
数十分経ってくると全く動かなかった幼虫が動き始めました。
「やっぱりまだ死んでなかったワケだ~」と安心したんですが…


もう何頭か捨てちゃったよ…


残った幼虫達も一時的に別容器に避難させることにしました。









10/1、先日死にかけた幼虫達も新たに用意したカップに入れなおし、ようやく割り出しを再開しました。

半月以上経ってるもんだからきっと加令しちゃってるだろな~という心配は
2010 10 01_1426.JPG
やはり当たっていました。

もう材もスカスカでだいぶ密度も限界近いようです。

2010 10 01_1427.JPG
マットは仕込んだ時とは全く違う顔色です。
仕込んでから少し発酵して色付いてきた辺りがシカクワに丁度いい度合いなんでしょう。

まあマットからは3頭しか出てきませんでしたけどね(……)

さて、全て割り出し終えてその合計を数えてみると…

2010 10 01_1436.JPG

   17頭

丁度いいっちゃぁ丁度いいんだけど…少ないなぁ…
まア割り出しも遅かったし捨てちゃったヤツも居たから文句も言えないんだけど

スペキのサイズアップがどのくらい難しいかは未知数ですが
まずは60mm超えからですな~







さて、実はまだWILDスペキが終わったワケではありません。

幾分か軽くはなったものの、♀はまだ元気でいて産みそうな感じがしたのでまた別のセットを組み産卵させることにしました。



『別の』とは言っても今回は、材+マットの一般的なセッティング法ではなく、シカクワでは馴染みの薄い菌床ボトルを使ったセットに投入しました。

菌床産卵セット.JPG
菌床産卵と言えば、
ドルクスオウゴンオニオオツヤを代表に、大型ノコギリ等にも使える方法である事は知られていますが、
実はシカクワで菌床産卵が可能であるという事はそれほど知られていないんじゃないでしょうかね?

まぁあまり効率的でもないんで敢えてやる必要も無いんですがね。
取り敢えずセットしてみて後はもう勝手にしてくれというコンセプトです。
産んでくれれば嬉しいし産まないならそれもまあよし。

2010 10 01_1434.JPG
セット内容ですが、
まぁ普通にフタを開けたボトル800ccを横倒しにしておくだけです。
使用する菌種はカワラです。

坑道を掘って産みつけるタイプではないので
数ヶ所ドリルであらかじめ穴を開けておき菌床部分の表面積を広げておきます。


初めの数日は菌床に見向きもせずエサを食べたり徘徊しているだけでしたが、その内菌床を意識し始めるようになり
2010 10 01_1429.JPG
産卵行動を始めるようになりました。

ただちょっと、ドリルで開けた穴が小さ過ぎて、ボトル内部まで潜っていかずに表層部の産卵にとどまりました。
菌床の銘柄や熟成具合で産卵数に大きく違いが出てくるでしょうね。


シカクワの菌床産卵は
ディディエール・ペロッティ・マキ辺りでも試すと面白いかも知れませんね~

伝統的?

今ウチに居るシカクワ種を数えてみると、
全18亜種9亜種居るんですなこりゃ。
・シカ (クレナトゥス原名亜種)
    (カワノイ亜種)
    (スペキオスス亜種)
    (ツツイ亜種)
    (フキヌキ亜種)
・ディディエールシカ
・ペロッティシカ
・オーベルチュールクロツヤシカ
・マキシカ
ようやく半分まできました…

あと半分は
・アマミシカ
・シカ (中国亜種)
    (ボイレアウ亜種)
    (レーマン亜種)
・マイシカ
・チュウゴククロツヤシカ (シニクス原名亜種)
               (台湾亜種 俗称ザウテル)
・ウエストウッディオオシカ (ウエストウッディ原名亜種)
                 (カズミアエ亜種)

うわ~ヤバいのが揃ってるねェ~~





昨日、ディディエールの蛹を人工蛹室に移しました。

ディディエリ 蛹.JPG
ボトルの上部に蛹室を作っていて、
培地のカワラ菌床が劣化で崩れて蛹を押し潰そうとしていたのと
コバエが進行していたからです。

それにコイツが♂の一番手という事もありますからね。
ついでに蛹長を計ってみると48mm。 
どのくらいで羽化するのか気になるところです。いやビッグサイズでない事は分かってますよ~




で、ようやく今日スペキオススのセッティングに取り掛かれました。




では早速ケースにマットを入れて…




2010 06 12_1172.JPG
あ! 間違ってくわMat入れてしまった!


というアホな真似は置いといて…



今回の内容は
・Beケース
・プロゼリー
・ハイパーくぬぎフレーク
・砂埋め霊芝材


今回の霊芝材はどうやら当たりだったようで朽ち方もかなり良く中心まで軟らかくなっているが
かと言って掴むと崩れてしまうほどではないレベル。

 軟 ・ ・  ・ ・ ・ ・ 堅
             みたいな…

一応今回は材を縦に2つに割って入れようとしましたが
入らないもんで2分の1だけ使用しました。


2010 06 12_1171.JPG
今回のセット方法はウチのシカセットで最もオーソドックスな縦置き半埋め

これがウチでは一番産卵確認のし易さと産卵の効率のバランスがとれていて丁度いいです。

今回もペアで投入、

2010 06 12_1173.JPG
流石に成熟しているからでしょう、すぐさま交尾が始まりました。
やはりきちんと成熟していれば♀殺しもそうそうないのでしょうね。
ニセシカ系はちょっと不安だけど。



さて~そろそろゼブラとエラフス割り出してみるかな~

ザ・シカクワガタ

話題は早速今が旬のシカクワガタ!!

来るか来るかと待ち続けて去年は結局来ず、
もしかして今年は来るんじゃないか? と
期待に胸を膨らませる人たちは少なくないと思います。

えェ、遂にマイシカクワガタが生体で上陸したようです!!!!!

   ウワァ~~~          マジで~~
別に自分のものになるワケ無いのに興奮しております。

ドルクスグッズの今月便の予定が遅くなってるとは聞いてましたが
コイツだったワケですね~

…どうやら『【まいしか】ってなに? そう言うくわがた居んの?』って反応ですネ?
まぁ、いるんですよそう言う虫が。

…なにやら『【シカ】って付けばなんでもいいのかオマエ?』って言いたかったりします?
違いますね、「シカは全部魅力的」なんですよ!!
それに自分はどっちかっつ~とディディエールみたいのが好きなんで
ディディエール系統のマイは勿論一目惚れですよ。(暴走して周囲が見えなくなってるな俺…)

今季は高嶺の花でしょうが2年したら暴落するんでしょうね…シカですから。


さてさてマイも上陸したと云う事は、
残る未入荷種はレーマンシカのみになりましたな。
これは一筋縄ではいかないでしょうが、
自分は1ヶ所期待している業者さんが居ます。
金貯めね~と…


余談ですが去年話題になったキルクネリウス・グアンクシィ
自分はシカで問題ないと思うんですがこれはまたいつか別の日に……




で、本日の主役はマイじゃありませんから。

まぁ自分、このブログでは「シカが好きだァ」とか言ってるものの、
意外とメジャーな種類が少ない気がしてます。
ディディエールと累代断絶中のタイワンくらいか…



では、新鹿鍬形 第3陣 いってみましょう!












スペキオススシカ.JPG
シカ (スペキオスス亜種) タイ チェンマイ県 インタノン山


シカ好きなら真っ先に手に入れると思うヤツじゃないでしょうか~?
まぁ俺もこの形と色は見逃してはいなかったですが…

今ほどシカクワの情報・技術が無かった時代、
スペキオススは「かなり寝る・新成虫は扱い方に注意」と言われていたので
敬遠していたんですね、俺も無知だったな……
それで今の今までズルズルと引きずっていたのが理由の一つ。

それともう一つ、これも俺の無知ぶりとわがままから。
タイとくればチェンマイがまず頭に浮かびます。
自分はこのチェンマイと云うラベルが好きでココ産のスペキを探していたわけです。
昔からチェンマイと言えば虫の有名どころ、
ゴホンヅノ・パハン・クレヌリデンスをはじめお馴染みの産地です。
行った事はないですがチェンマイ市は観光も人気、ソンクラーンの水かけ祭は有名です。
で、最近のスペキのラベルは
ドイ サケット郡 (Doi Saket)
ウィアン パ パオ郡 (Wiang Pa Pao)
・そしてたまにチェンライ (Chiang Rai) が出回ってますね。

頭の悪い俺は前まで「チェンマイじゃないな…」なんて考えながらスルーしてました。

ところが実際違うんですよね~

調べてみると、ウィアンパパオ郡はチェンマイ県の隣チェンライ県にあるワケだけども
ドイサケット郡はきちんとチェンマイ県の中に在ったんですね(恥)
実際ラベルなんて現地でゴチャゴチャになってるかも知れませんがなってないかも知れません。

で、今回仕入れたラベルですが…
↑で紹介したとおりですが、ラベルとしてはまず見かけないですよね?

インタノン山 (ドイ インタノン)はご存じの方も多いかも知れませんが
タイで最も高い山です。

高い山なら大型化への素質が秘められているんじゃないかと思うんですが浅はかですかね?
ドイサケットもドイインタノンもウィアンパパオも変わらんか~?



さてこのスペキ、近年は現地飼育個体が輸入されているとの事で
自分の情報ではないですが、
春~盛夏は野外個体が主に入荷し晩夏~秋になると現地飼育個体が多くなる
と云う「らしい」です。

そして実はこの話がちょっとリアルかもと云う出来事が過去に有ったんですね…
中学の頃、No.4が一度スペキに手を出した事があったんですよ。
勿論?WILDで、買ってすぐセットしたらしいです、
しかし、産まないどころか全く動かないとのこと。
結局そのまま産むこと無く死んでしまったらしいです。

買った時期は夏から秋に差し掛かった頃だったと思います。
ようやくあの時の謎が解けた気分です。

今回の個体は入手元の業者さん説明で灯火採集品との事で
キチンと起きてます。


シカは動きが肝心ですね。
成熟してなおかつ休眠から明けた動きです。

個人的には、成虫を飼育してて一番楽しめるのはシカです。

シカクワを見てると他のカブクワが腑抜けにみえてくるんですよ動きが。


↑飛翔直前の動きです、
灯火採集品というのは嘘じゃないみたいです。



後はサラッと流して紹介…

2010 05 27_1119.JPG
この個体は裏の黄紋がほとんど目立ちません(枠内
スペキ全体の中ではそんなに派手な個体じゃないです。
腿節もちょっと黒めです


2010 05 27_1116.JPG
♀。こちらもそれほど活きがいいワケではないですが絶え間なく動き続けます。


2010 05 27_1115.JPG
擬死行動もバッチリ(前脚はすぐ広げますが)


んじゃ、早いとこマット買ってセットしないとメタリの二の舞になるなァ



    新しく入荷した在庫  1種類
    ブログに載せた在庫 44種類
         全ての在庫 34種類
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